文字列の内容 StrConv関数

StrConv関数は文字列を指定された変換方法で文字列を返します。

データベースに入力内容の書式を統一して登録する時などに利用できます。

StrConv関数の構文

StrConv(string, conversion, [ LCID ])

StrConv(文字列, 変換方法, [ロケールID])

[]内は省略可能です。

ロケールIDは言語を表すコードであり、Windowsの地域設定などでも使用されています。

既定値はシステムが使用する LCID です。

コントロール パネル → 時計と地域 → 地域の内容で確認できます。

StrConv関数の使用例

・文字列を大文字に変換します。vbUpperCase

・文字列を小文字に変換します。vbLowerCase

・文字列内のすべての単語の最初の文字を大文字に変換します。vbProperCase

・文字列内の半角文字 (1 バイト) を全角文字 (2 バイト) に変換します。vbWide

・文字列内の全角文字 (2 バイト) を半角文字 (1 バイト) に変換します。vbNarrow

・文字列内のひらがな文字をカタカナ文字に変換します。vbKatakana

・文字列内のカタカナ文字をひらがな文字に変換します。vbHiragana

・変換内容の組み合わせ vbKatakana + vbNarrow

の内容で説明していきます。

文字列を大文字に変換します。vbUpperCase

Sub StrConv1()
    
    MsgBox StrConv("Abc", vbUpperCase)

End Sub

“A”だけ大文字で”bc”は小文字です。

“BC”も大文字になりました。

Sub StrConv2()
    
    MsgBox StrConv("Abc", 1)

End Sub

vbUpperCaseではなく、1で処理を実行することも可能です。

文字列を小文字に変換します。vbLowerCase

Sub StrConv3()
    
    MsgBox StrConv("Abc", vbLowerCase)

End Sub
Sub StrConv4()
    
    MsgBox StrConv("Abc", 2)

End Sub

“A”だけ大文字で”bc”は小文字です。

“A”が小文字の”a”に変換されました。

文字列内のすべての単語の最初の文字を大文字に変換します。vbProperCase

Sub StrConv5()
    
    MsgBox StrConv("abc def/ghi", vbProperCase)

End Sub
Sub StrConv6()
    
    MsgBox StrConv("abc def/ghi", 3)

End Sub

“c”と”d”の間に” “、”f”と”g”の間に”/”を入力しています。

文字列内のすべての単語の最初の文字を大文字にするので”a”と”d”が大文字に変換されました。

文字列内の半角文字 (1 バイト) を全角文字 (2 バイト) に変換します。vbWide*

東アジアのロケールIDに適用されます。

Sub StrConv7()
    
    MsgBox StrConv("a <>/?-~", vbWide)

End Sub
Sub StrConv8()
    
    MsgBox StrConv("a <>/?-~", 4)

End Sub

それぞれの文字と記号を設定しています。

全角文字に変換されました。

文字列内の全角文字 (2 バイト) を半角文字 (1 バイト) に変換します。vbNarrow*

東アジアのロケールIDに適用されます。

Sub StrConv9()
    
    MsgBox StrConv("c、< >・あ", vbNarrow)

End Sub
Sub StrConv10()
    
    MsgBox StrConv("c、< >・あ", 8)

End Sub

それぞれの文字と記号を設定しています。

全角文字が半角文字に変換されました。

“あ”は全角文字ですが半角に変換されません。

文字列内のひらがな文字をカタカナ文字に変換します。vbKatakana

日本にのみ適用されます。

Sub StrConv11()
    
    MsgBox StrConv("あイうエお", vbKatakana)

End Sub
Sub StrConv12()
    
    MsgBox StrConv("あイうエお", 16)

End Sub

“あイうエお”が設定されています。

すべてカタカナに変換されました。

文字列内のカタカナ文字をひらがな文字に変換します。vbHiragana

日本にのみ適用されます。

Sub StrConv13()
    
    MsgBox StrConv("あイうエお", vbHiragana)

End Sub
Sub StrConv14()
    
    MsgBox StrConv("あイうエお", 32)

End Sub

“あイうエお”が設定されています。

すべてひらがなに変換されました。

変換内容の組み合わせ vbKatakana + vbNarrow

Sub StrConv17()
    
    MsgBox StrConv("あいうえお", vbKatakana + vbNarrow)

End Sub
Sub StrConv18()
    
    MsgBox StrConv("あいうえお", 16 + 8)

End Sub

“あいうえお”が設定しています。

カタカナにするのと半角にするのをいっぺんに行います。

半角カタカナに変換されました。

また、vbUnicodeとvbFromUnicodeもあります。

vbUnicode(64)は文字コードをUnicodeに変換します。

vbFromUnicode(128)は文字コードをUnicodeからシステム既定の文字コードに変換します。

今回はStrConv関数を使用した使用例を複数記載致しました。

皆様の参考になれば幸いです。

Published by

不明 のアバター

yuuya

 現在フリーランスとして仕事を行っております。 新卒でIT企業に入社して、某ECサイトの開発、某銀行の滞納者管理システムの開発、某携帯キャリアのアクセス位置制御システムの開発などの色々なシステム開発に携わって参りました。 体調を崩して他業種に転職をしましたがIT技術を生かし、業務の効率化を提案して2時間かかる作業を2分で終らせられる様に作業の自動化などを行ってきました。  私は働きすぎて体を壊したので私の知識で、少しでも皆様の帰宅時間を速める事が出来るなら幸いです。

コメントを残す